こんにちは!ママです。レタスの収穫が始まりました!
レタスの出荷量は、長野県が全国で1位となっています。
なぜ長野県のレタス出荷量が多いのかは、地形と気候が影響していて、標高が高くて冷涼な気候が高原野菜であるレタス栽培に適しているのです。昼夜の寒暖差が激しい為、レタス本来の甘味と旨味が凝縮された良質なレタスが収穫できます。隣の塩尻市は県内でも有名なレタスの産地です。パパはその塩尻の有機農家でレタス栽培を学びました。
|レタス種類
今年は5種類の春レタスができました。食卓ではおなじみのレタスですが、それぞれのレタスの特徴を紹介していきます。
レタスの仲間には大きく分けると4つのタイプがあります。
- 玉チシャ(結球する玉レタス)・・・ 一般的にレタスと言えばこれ。
- 葉チシャ(非結球のリーフレタス)・・・サニーレタスやグリーンリーフなど
- 立ちチシャ・・・葉がほとんど巻かず立っているもので、代表的なものにシーザーサラダでお馴染のロメインレタスがある。
- 掻きチシャまたはカッティングレタス。・・・茎から葉を掻き取るタイプ。サンチュなどがこれにあたります。
玉レタス(玉チシャ)
玉レタスは一般的にスーパーで「レタス」と表記されて、一番なじみのあるものになります。
食感がパリパリとしていることからクリスプヘッドレタスとも呼ばれています。(英語でパリパリはクリスプという意味)
サニーレタス(葉チシャ)
リーフレタスの一種のサニーレタスは結球をしないタイプで、葉に縮みがあり先の色が濃い赤紫の色をしているのが特徴です。苦いことがあまりないので生のままで使用されることも多く、サンドイッチ、サラダ、巻き寿しなど多様化できます。赤紫色が少し違った色合いをだすこともできる、葉レタスになります。
赤紫の色の葉の成分は、ポリフェノールの一種のアントシアニンで、生活習慣病や新陳代謝を活発にする働きが強いと言われています。ただの色の変化ではなく、赤紫色が重要な役割りを果たしているようです。
グリーンリーフ(葉チシャ)
グリーンリーフの別名はグリーンカールと呼ばれていて、葉先がクルッとなっているのが特徴です。全体が濃ゆい緑色で、結球しない葉レタスの一種です。食感はシャキシャキしていて、苦い味も少ないレタスです。サラダやスープなど加熱しても美味しく食べることができます。
ロメインレタス(立ちチシャ)
白菜と間違われほど似ていますが、ロメインレタスという半結球タイプのレタスです。葉が厚くて軸が太いのが特徴で、ギリシャのコス島から原産されることで、別名コスレタスとも言われています。葉の色が赤紫をしたレッドロメインレタスもあります。よくシーザーサラダに使用されたりします。少し苦いと感じる場合もあるようです。
美味タス
収穫物は、半結球ハクサイの様な形状になるニュータイプのレタスです。
収穫物の上部はリーフレタス、下部は結球レタスのパリパリの食感を持ち苦味少なく食味に優れます。
|レタスの栄養は
レタスは約95%が水分で成り立っている野菜ですが、栄養バランスが高く、カロリーも低いことで知られています。食物繊維は少なめですが、玉レタス100gで12Kcalとカロリーが低くダイエットをするときになどによく食材として使用される、人気の高い食材です。
一般的に売られている玉レタスとロメインレタスは、淡色野菜の分類になります。サニーレタスとグリーンリーフは緑黄色野菜になります。
サニーレタス、グリーンリーフ(葉レタス)はB-カロテンが多く、玉レタスの約8倍含んで居ます。B-カロテンは、免疫力アップや活性酸素の抑制などに期待できる栄養素と言われています。他の栄養素の量も葉レタスの方が高いので、栄養価としては葉レタスの方が良いとされています。
|保存方法
切っていないレタスの賞味期限は、1週間前後です。(保存状態が良いと2週間もつこともあります)
鮮度を保つ保存方法を2つ紹介します。
1つ目は「芯をくり抜く」方法です。
1. まず、レタスの芯を手でくりぬきます。このとき包丁を使うと、金属によって酸化し茶色く変色する原因になってしまいます。
2. 芯をくりぬいた穴に、濡らして軽く絞ったキッチンペーパーを詰めます。
3. レタスを新聞紙またはラップで包むか、ポリ袋に入れます。
4. 芯のあった部分を下にし、野菜室に入れて保存します。
2つ目は「芯に爪楊枝をさす」方法です。テレビでも紹介されていたのでご存じの方もいるかもしれません。
1.リーフレタスの切り口が変色していたら切っておく
2.切ったら水をかけておく
3.茎の中心部分に爪楊枝を3本挿す
4.爪楊枝を指したリーフレタスをキッチンペーパーか新聞紙にくるみビニール袋に入れて、野菜室で立てて保存
レタスは成長するため茎の部分から水分や栄養を葉の部分に送っています。楊枝を使い、茎の部分にある成長点を刺激し壊してしまうのです。これによって葉の部分は茎の部分から水分や栄養を補う必要がなくなります。これが、この保存方法が長持ちする秘密なのです。
正しい保存方法で新鮮なレタス長くを楽しみたいですね!
|販売
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